こんにちは。
英語学習では、日々、新しい単語や表現を覚えていきますよね。
こうした知識は、「知る」→「わかる」→「使える」と、少しずつ進化していきます。
では、どんな状態が「知る」で、どんなときに「わかる」、そして「使える」と言えるのでしょうか。
今日はこの3つのステップについて、お話しします。
◆「知る」=頭で理解すること
たとえば、「春=spring」と覚えたとします。
この段階では、頭に情報が入っただけで、自分の言葉としてはまだ使えません。これが「知る」です。
◆「わかる」=感覚でつかめること
たとえば「スプリングセール」「スプリングカラー」といった言葉を、日常でよく耳にするようになると、「ああ、springは春のことか」と、体感として腑に落ちてきます。
この段階を「わかる」と言います。
ちなみに、ある言葉を“わかる”までに必要なインプットの目安は36回だと言われています。
ちなみに、茅ヶ崎方式英語会のニュース英語は年間40回です。「知る」から「わかる」への回数とほぼ同じですね。
◆「使える」=アウトプットできること
springが自分の言葉になり、話したり書いたりできるようになったとき、それは「使える」状態。
さらに、その言葉を聞いたときに情景が自然に浮かぶなら、かなり深く身についている証拠です。
◆では、1日36回練習すればいいの?
「知る」から「わかる」まで36回とお話ししました。しかし、1日で36回練習してもその効果は薄いです。
食事と同じで、一度に36回分やっても、それで1年分の英語が身につくわけではありませんよね。
英語も、「少しずつ、でも毎日」がいちばん力になります。
おわりに
英語学習には時間がかかります。でも、「何回くらいで身につくのか」といった目安を知ることで、焦りが少し和らぎます。
1日で全部覚えようとせず、日々少しずつ。
習慣として英語に触れることで、「知る」が「わかる」に、そして「使える」に変わっていきます。
あなたのペースで、英語を言葉にしていきましょう。
この夏、リスニングで英語習慣作りをしませんか?
英検2級リスニング・オンライン練習会のお知らせです。40分間おしゃべりなしで、聞く、読む、話すをひたすらトレーニングします。8月まで無料です。ぜひこちらをご覧ください。

コメント