今からご紹介する日英のエッセイは、翻訳ではありません。ひとつのテーマに対し、日本語と英語のそれぞれの語彙で考えて書いたエッセイです。今回はショートエッセイの方にはめて書いてみます。タイトルは「異文化との出会い」です。こちらの構成で書いてみます。
構成
導入文(Introduction)
テーマや主題を簡潔に紹介する。
読者の関心を引くための簡単な背景情報や質問を含めても良い。
本体(Body)
主なアイデアやポイントをサポートするための1~2つの短い段落。
各段落はトピックセンテンス(その段落の主なアイデアを示す文)から始め、具体的な例や説明を加える。
結論(Conclusion)
主なポイントを簡潔にまとめる。
異文化との出会い
最近の異文化との出会いは、パリオリンピックの開会式です。フランスの文化をそのまま取り入れた素敵な開会式だったと思います。パリオリンピック開会式では、文化の違いを特に強く感じました。そのことについてお話しさせてください。
開会式では時間をかけて「パリの街並み」を見ることが出来ました。ゆっくりパリの風景を見ることはこれまでありませんでした。建物や街並みの美しさ、緑の多くてきれいな街だと思い、同時に、これまでフランス・パリというものを知らなかったのだと思いました。
開会式でのアートやパフォーマンスを見ていると、フランスの表現の自由を感じました。表現というと、私も今文章で表現をしていますが、伝えたいことと見た方の反応のバランスを取りながら文を書いている自分がいます。例えば、フランスのことを書きながらも日本と比べる表現になっていないかなど、何かを恐れている感じがします。一方、フランスの表現の自由さを見ていると、表現の受け手の懐が深いのではないかと思いました。
簡単ですが、パリオリンピック開会式を見て、表現方法に異文化の違いを感じました。文化の違いを知ることで、「こういう考え方も一つある」と客観的に見ることができると思います。
Understanding Different Cultures
Every day, we encounter a wealth of information about various cultures. However, it’s impossible to fully understand every culture. There are countless cultures I may never come to know in my lifetime. Today, I’d like to explore the serendipity of discovering different cultures.
I strongly believe that understanding a different culture depends on individual interest and perspective. Some may discover a new culture in a distant foreign land, while others might find a fascination with the ancient traditions of their own country. In any case, each person has a unique foundation of curiosity that draws them to explore different cultures.
It’s fascinating that each person has their own cultural experiences and respect for them. For me, expressing my thoughts in English has become a part of my culture. Although I’m unsure of the level of my writing, I find it compelling to express myself in English. My English lacks a specific nationality because I’ve learned it solely in Japan. While I may not be familiar with the typical phrases used by native speakers, I strive to make my English functional and understandable.
In conclusion, writing this essay has helped me realize that expressing myself in English is part of my cultural identity, even if my focus deviated from the introduction.
異文化を理解する(英作文の機械翻訳)
私たちは日々、さまざまな文化に関する豊富な情報に遭遇しています。しかし、すべての文化を完全に理解することは不可能です。私が生きている間に知ることのない文化も無数にあるでしょう。今日は、異文化を発見するセレンディピティについて探ってみたいと思います。
異文化を理解するかどうかは、個人の興味や考え方次第だと私は強く信じています。遠い異国の地で新しい文化を発見する人もいれば、自国の古い伝統に魅力を感じる人もいるでしょう。いずれにせよ、人はそれぞれ独自の好奇心の基盤を持っており、それが異文化の探求へと引き寄せるのです。
それぞれの人がそれぞれの文化的経験を持ち、それを尊重することは魅力的だと感じます。私にとって、自分の考えを英語で表現することは文化の一部になっています。自分の文章のレベルには自信がありませんが、英語で自分を表現することに魅力を感じています。私の英語には国籍がありません。ネイティブ・スピーカーが使う典型的なフレーズには慣れていないかもしれませんが、機能的で理解しやすい英語になるよう努力しています。
結論として、このエッセイを書くことで、たとえ私の焦点が導入部から外れていたとしても、英語で自分自身を表現することが私の文化的アイデンティティの一部であることに気づくことができました。
まとめ
今日は日作文/英作文で全く違う内容が出てきました。異文化というキーワードで、日本語ではパリオリンピック開会式、英語では自分の英作文への思いを表現できました。英作文の方は導入部から外れていますが、これも練習です。上手い下手ではなく知っている語彙をつなげて自分の思いを表現することに価値があると思っています。
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