こんにちは。
観光庁HPによると、外国の方は日本の「神仏習合」(神道と仏教が混ざり合っていること)に関心があるそうです。しかし、日本に暮らしていると当たり前になっており、どう説明していいかわからない・・ということもあるのではないでしょうか。
ここでは、専門家のような詳しいことは言えないけれど、観光客の方に少し説明する・・そんな時に使えそうな表現をご紹介します。
専門家ではないので、詳しくはわからない・・と前置きする
I don’t know much about the details, but I’ll share what I know.
詳しくはわからないのですが、知っていることをお話ししますね。
share は分け合うという意味ですが、「情報を分け合う」という意味で使えます。
「詳しくはわからないのですが」と前置きしておくことで、突っ込んだ質問を避けることができますね(笑)
神様と仏様 どこからきたの?
Shinto originated in Japan, while Buddhism was introduced from India.
神道は日本にもともとあって、仏教はインドからきました。
originate は「始まる」「起こる」という意味です。
introduceには「持ち込む」「取り入れる」という意味があります。
仏教が伝来した場面を説明する
At that time, people had a deep faith in Shinto, so Buddhism did not replace it.
当時、神道は熱心に信仰されていたので、仏教が神道に置き換わることはできませんでした。
神仏習合を説明する
But, today, these two religions complement each other’s beliefs.
でも今は、二つの宗教はお互いの性質を補い合っています。
complement はcomplete(完全にする) から 補完する 補い合う という意味になります。
よく似た単語でcompliment(賛辞・お世辞)があります。
神道と仏教の違いを少し説明する
For example, Buddhism addresses concepts of the afterlife, which Shinto does not cover.
例えば、仏教は死後について説明していますが神道では説明していません。
address には、取り扱うという意味があります。explainを使ってもOKです。
On the other hand, Shinto has a belief in nature, which is not a focus in Buddhism.
一方、神道は自然信仰しますが、仏教はそうではありません。
まとめ
外国人観光客の方が興味を持っている「神仏習合」を、さわりだけ簡潔に説明する英文をご紹介しました。ネットで調べればわかることかもしれませんが、京都の町で偶然出会った「あなた」から説明してもらったことが、観光客の方の思い出になります。少しぐらいたどたどしくても、気にせず楽しんで話してくださいね。
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