古英語・中英語・近代英語をおおまかに

こんにちは。Nuri英語教室です。

突然ですが、英語についてこんなことを思ったことはありませんか?

If I were a bird, I would fly to you. は、なんでI wereなんだ!
なんで三人称単数現在だけ動詞に-sがつくんだ!
なんでアルファベットのAは「ei」なんだ!発音する時は「a」じゃないか!
これらの疑問は、英語の歴史を知ることで、少し納得できるかもしれません。

※内容は当ブログ管理人が見聞きした情報で作成した軽い読み物ですので、正確性は保証できかねます。また、歴史についても諸説あります。ご了承ください。

古英語・中英語・近代英語の分類

英語は、大まかに古英語・中英語・近代英語・現代英語に分類されます。

古英語:440年頃~1100年頃(飛鳥・奈良・平安時代くらい)

中英語:1100年頃~1500年頃(鎌倉・室町・安土桃山時代くらい)

近代英語:1500年頃~1900年頃(安土桃山・江戸・明治くらい)

(現代英語:1900年頃~現代)

古英語

英語の元になった言語は、現在のアイルランドで440年頃~1066年(頃)まで話されていた言語だそうです。当時は文字もなかったそうで、文字ができたのは700年頃、ルーン文字と呼ばれる文字が使われていたそうです。

Wikipedia【ルーン文字】より

なんか、かわいい♡

それが、ラテン文字と一緒に使われた時代を経て、ラテン文字が主流になっていき、今のアルファベットの源流になっていったそうです。

If I were a bird, は古英語の表現らしく、そのまま現代英語まで残ってきたものだそうです。
現代英語では If I was a bird, という使い方をする人も増えているそうです。

中英語

1066年【ノルマン・コンクエスト】が起こりました。ノルマンディー公国が今のブリテン島に軍事遠征した事件です。この時を境に、英語にフランス語が大量に入り込むという大きな変化が起こったそうです。現在の英単語の半分くらいはフランス語という説もあります。

もともと英語は語尾変化の多い言語だったそうです。英語と同じゲルマン語系のドイツ語は今でも格変化が細かく分かれています。
英語がノルマン・コンクエストによって、違う言葉とコミュニケーションをとらなくてはいけない状況になり、細かい語尾の変化がどんどんとれていったそうです。

しかし、三人称単数の-sだけは残ってしまった。
たまたま残った説、三人称単数は神を表現する時に使うので簡単に消せなかった説・・諸説ありますが、ここに三人称単数の-sが残った手掛かりがあるようです。

近代英語

それまでの文字というのは、手書き文字しかなかったのですが、活版印刷が発達し、人々が一律に文字化された英語を読むようになりました。

同じころに、母音の変化というものが起こっていたそうで、例えばAは a から ei に変化したそうです。このため文字と発音が不一致という現象が起こったそうです。

まとめ

大まかに英語の歴史を知ることで、英語の疑問を自分なりに解決してみました。

また、新しい知見を得ましたら、更新いたします。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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