meet with と meetはどう違う?

こんにちは!

学習者様より素晴らしい質問をいただきました。

meetにwithがつくことがあるのですか?

この記事では、meetmeet withの違いについて調べました。
(出典:Oxford ワードパワー英英辞典)

1. 「meet」:約束して「会う」、偶然「出会う」

動詞「meet」の最も一般的な意味は、誰かと会う約束をする、あるいは偶然誰かに出くわすというシンプルな「会う」行為です。

定義と例文

  • 定義 : to come together with someone (誰かと一緒になること)
    • 例文: I went to meet her at the airport. (彼女に会いに空港に行った。)
  • 定義: to see and speak to someone for the first time (誰かに初めて会い、話すこと)
    • 例文: Have you met my sister? (私の姉(妹)に会ったことがありますか?)

このように、「meet」は人との直接的な接触を表す基本的な動詞です。

2. 「meet with」:公式な「面会・協議」と、何かの「経験・遭遇」

「meet with」は、「meet」よりもフォーマルな面会や、特定の結果・状況に遭遇するという、より広い意味合いで使われます。

定義と例文

フォーマルな面会・話し合い

「meet with」は、特にビジネスや政治など、目的を持った公式の面会や協議で使われる傾向があります。

  • 定義: to have a meeting with someone, especially for discussion. (誰かと面会を持つこと、特に会議)
    • 例文: The President will meet with his advisers tomorrow. (大統領は明日、顧問官と面会する予定だ。)

状況や結果に遭遇する

人ではなく、ある状況や結果に「遭遇する」「経験する」という意味で使われるのが特徴的です。これは「meet」単独では表現しにくいニュアンスです。

  • 定義 (meet with): to get a particular answer, reaction or result. (特定の答え、反応、結果を得ること)
    • 例文: The team met with little success. (そのチームはほとんど成功を収めなかった。)
    • 例文: The proposal met with firm opposition. (その提案は断固とした反対に遭った。)

3. 使い分けのポイントまとめ

日常的な「友達に会う」なら「meet my friend」しかし、「上級顧問と公式に話し合う」なら「meet with an advisor」、「予期せぬ困難に遭遇した」なら「met with unexpected difficulties」と表現すると、より自然で適切な英語になりますね。

お礼

今回も学習者様のご質問により、学びを深めることが出来ました。
ご質問ありがとうございました。

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