due をちょっと深掘りします

こんにちは。

レッスンで、生徒さんからすばらしい気づきをいただきましたので、こちらに共有させていただきます。

due to とfromはどう使い分けるの? 出産日をdue dateと言うけど言葉の意味が上手くつながらない・・

 

due date, due to など、due という単語をよく見かけますよね。今日はdueについて学んでみたいと思います。

due単独では形容詞 due toで前置詞句の役割をします。

dueが形容詞を表す例

「期限が来ている」「支払うべき」
The payment is due today.(支払いは今日が期限です)
「予定されている」
The train is due at 3 pm.(電車は午後3時に到着予定です)
Her due date is in July.(彼女の出産予定日は7月です)
ふさわしい」「当然の
He was given due credit for his work.(彼は自分の仕事に対して当然の評価を受けました)

dueが前置詞句を表す例

~が原因で」「~によって
The delay was due to bad weather」(遅延は悪天候が原因でした
The cancellation was due to bad weather.(キャンセルは悪天候が原因でした

通常「be動詞 + due to」の形で使われることが多いです。

fromとdue toの違い

from

  • 「~から」という出所・起点・原因を表す基本的な前置詞です
  • 物理的な場所や時間の起点を示します:「I came from Tokyo」(東京から来ました)
  • 原因を簡潔に表すことができます:「He got sick from eating bad food」(彼は悪い食べ物を食べたことで病気になりました)

due to

  • 「~が原因で」「~によって」という理由や原因を強調する表現です
  • より形式的で、特定の理由や原因を明確に指し示します
  • 通常「be動詞 + due to」の形で使われることが多いです
  • 文頭に置かれることもあります
    Due to unforeseen circumstances, the concert was cancelled.
    (予期せぬ状況により、コンサートは中止になりました)

due toと fromの主な違い

  1. formality(形式度): due toはfromより形式的です
  2. specificity(特定性): due toはより具体的な理由や原因を示す傾向があります
  3. usage pattern(使用パターン): due toは「be動詞 + due to」の形でよく使われますが、fromはより自由に使えます
  4. emphasis(強調): due toは原因を強調する意図がある場合に使われます

お礼

使い慣れた言葉でも疑問を持つと、みんなで新しい学びができますね。ホームページにシェアすることで、訪れた方に内容をシェアすることもできます。

今回もご質問ありがとうございました。

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