こんにちは。
今回も、レッスン中に学習者様から質問をいただきました。
たまたま家にいなかった・・ってhappen toとcoincidenceのどちらを使うの?
私も説明できるほどきちんとわかっていなかったので、改めて調べてみました。
happen to の意味と使い方
happen to の意味について、Oxford英英辞典には
to do something by chance (偶然に~する)
とあります。
I happened to meet him in London yesterday. (私は昨日偶然ロンドンで彼に会った)
このように表現できます。
これに当てはめると、次のように表現できます。
I just happened to be out of the house at that time. その時私は、たまたま家にいなかった。
coincidentally の意味と使い方
同じく、coincidentallyをOxford英英辞典で調べてみました。
① two or more things happen at the same time by chance
(二つ以上のことが偶然同時に起こること)
② in a surprising way
(驚くような方法で)
たまたま家にいなかった・・と言う場合は①を使ってこのように表現できます。
Coincidentally, I wasn’t home at that time. その時私は、たまたま家にいなかった。
しかし、この場合は、他に何か別の特筆すべき出来事が起こっていることが前提となります。
by chance の意味と使い方
by chanceは次のように説明してあります。
We have met by chance (= we had not planned).
計画していなかったのに会った・・ということで「偶然」になりますね。
「計画していなかったけど会ったよ」と、説明的な響きです。
I wasn’t home at that time by chance. その時私は、たまたま家にいなかった。
お礼
今回も、学習者様の気づきのおかげで学びを得ることが出来ました。
happen to, coincidentally, by chanceは状況に応じて使い分けられればいいのですが、どの表現を使ってもまるっきり違う意味になることはなさそうです。
お読みいただきありがとうございました。
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