50代から始める英作文:一歩踏み出してみよう!

私は、50代以上の方の英語学習を後押ししています。今回は50代以上の方々に英語で文章を書く楽しさをお伝えしたいと思います。

英語学習に興味があるけれど、一歩踏み出すのにためらいを感じている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、英語で一文を書くためのポイントを3つご紹介します。

① 自分の気持ちを見つめる

英語で何かを書く時は、日本語と異なる発想になる場合が多いです。持っている語彙で自分の気持ちに近いことを書きたいという意識が働くのだと思います。ここが英作文の面白いところです。日本語では思いもしなかった言葉が自分から出てくるとき、驚きや違和感を感じるかもしれません。これは、語彙が人間の思考を作るためです。

実際に興味や関心があるテーマについて書くのもいいですね。例えば、旅行の思い出、好きな本や映画、日常生活の出来事など、自分が興味を持っていることを書くと、表現の幅が広がります。

一番最初は短い文章から始めるのが良いでしょう。

例えば一行文
Today, I went for a walk in the park.
I love watching old movies.

書くことに慣れてくると、もっと長い文章や複雑な表現にも挑戦したくなるはずです。
さらに慣れてくると、自分の気持ちをズバリ表す英単語を探したくなります。

② はずかしさと面倒くささを乗り越える

書くことは、はずかしさや面倒くささが気になるかもしれませんね。
しかし、世の中の大半の壁は、恥ずかしさと面倒くささを乗り越えれば何とかなるものです。

それを乗り越えて英語ができるようになると、海外の人とコミュニケーションが取れたり、英語の本や映画を楽しめて世界がひろがったり、楽しみが増えます。

英語を書くことは練習と経験の積み重ねです。経験がある人でも、細かいミスはあるものです。間違いは、学び、成長のチャンスです。

さらに英作文は、サポートを受けることも大切です。友人や家族、英語教室の先生に、自分の書いた文章を見てもらいましょう。フィードバックを受けることで、自信を持って書き続けることができます。

③ 完璧主義から完了主義へ

まず、書いてみてください。書いた文章を「正しい・正しくない」の二極で判断しないようにしてください。成長の種を見つけたと考えてください。

例えば、「I goed to the store yesterday.」という文を書いたとします。この文は「I went to the store yesterday.」と書くべきですが、間違いを通じて正しい表現を学ぶことができます。最初から完璧な文章が書ける人はいません。毎回の練習で少しずつ改善していけば、必ず上達します。

④環境をつくる

オンラインの英語コミュニティやフォーラムを活用して、自分の文章を投稿し、他の学習者やネイティブスピーカーからのアドバイスを受けるのも良い方法です。そこで得られるフィードバックで、表現が増えていきます。私もたくさんフィードバックをいただきましたが、あたたかく指導してくれるケースが多かったです。

以上のポイントを踏まえて、ぜひ英語で文章を書くことに挑戦してみてください。50代以上の皆さんだからこそ、豊かな人生経験を活かして、素晴らしい文章を書けるはずです。初めの一歩を踏み出す勇気を持ち、楽しみながら英語を学びましょう。

皆さんの英語学習が楽しく実りあるものになることを願っています!

コメント