litter と garbage の違い

こんにちは。

レッスンでlitter と garbageの違いが少し話題になりました。

調べてみると違いがありました。

Litterはちらばったごみ

Litterは中世フランス語で「litiere」といい、寝床に敷かれた藁や干し草などの意味があったそうです。

英語では、この意味が転じて、動物の寝床に敷かれる素材や、後に「雑然と散らばったもの」全般を指すようになり、最終的に「散らばったゴミ」の意味に発展しました。公共の場や屋外で無造作に捨てられた小さなゴミや廃棄物を指します。

たとえば、道端に落ちている紙くずや空き缶などです。特に美化された場所や公共の場での不法投棄を指すことが多く、見た目や環境に影響を与えるものをいいます。

Litterには動詞もあります。

Please don’t litter in the park.(公園にゴミを捨てないでください。)

Garbageは一般的なごみ

Garbageの語源は、なかなか興味深いです。

14世紀の中英語では「garbage」という単語が「動物の内臓」や「廃棄物」を意味していました。

この言葉の語源は不明ですが、ノルマン語の「garbage」(同じく「内臓」を意味する)に関連があると考えられています。

その後、英語で「garbage」の意味は広がり、食べ物の廃棄物や、一般的な家庭ゴミを指すようになりました。

Garbageには動詞はありません。次のように使います。

Please throw away the garbage.(ゴミを捨ててください。)
I need to take out the garbage.(ゴミを出さなければなりません。)

どちらの表現もよく使われますが、家庭でゴミを外に出す場合には「take out the garbage」が一般的です。

Litterと Garbageの違い

まとめると、「litter」は主に公共の場での小さなゴミや廃棄物を指し、「garbage」はもっと広い範囲の廃棄物全般を指します。

LitterとLiter

リットルを表すLiterとLitterは表記も発音も似ていますが関連はありません。

お礼

レッスン最後の学習者様の素朴な疑問から、また一つ知ることができました。

ありがとうございました。

 

コメント