擬人法の英語表現

擬人法(personification)は、人間以外のものに人間の特性や行動を与える修辞技法です。

日本語でも、「木々がささやく」のように使いますね。英語でもさまざまな場面で使われ、文章に豊かな表現を加えることができます。

擬人法の英語表現

The wind whispered through the trees.

風が木々を通り抜けてささやく

風が人間のように話しかけるイメージを与えています。

The sun smiled down on us.

太陽が微笑んでいる

明るく暖かい陽射しを擬人化しています。

Time flies when you’re having fun.

時間が飛ぶように過ぎる

時間を人間のように行動させています。

The flowers danced in the breeze.

花が風に揺れて踊る

花が風にゆれる様子を表しています。

The old house groaned under the weight of the snow.

古い家が雪の重さでうめく

家が雪の重みで苦しんでいるかのようなイメージを与えます。

The storm raged on through the night.

嵐が夜通し荒れ狂った

嵐が夜の間中ひどかった様子を表しています。


The moon peeked out from behind the clouds.

月が雲の後ろから覗いている

背面の月に意図的な動きを与えて描写しています。

The fire crackled happily in the fireplace.

炎が暖炉で楽しそうにぱちぱちと音を立てる

炎に感情を持たせることで、暖炉の周りの人々の楽しい様子を描いています。

The mountains stood tall and proud.

山々が堂々と立っている

山の荘厳なイメージを表しています。

The clock watched over us silently as we worked.

時計が私たちを見守っている

時計に人間のような監視する特性を与えて、人間がどんなに慌てても淡々と時間が流れていく様子を表しています。

擬人法の使い方

擬人法は、読者の感情に訴えかけるために使われることが多いです。人間の特性を与えることで、読み手が共感しやすくなります。日本語でもそうですが、使いすぎると文章の意図がわからなくなりますので、読み手の感情を動かしたい、強く訴えたいところに使っていくのがいいでしょう。

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